台湾・日本交流企画展「幸福工藝」展のご案内
この交流展は、台湾国立工芸研究発展センター台北ブランチとJCDAとの共同企画・運営で実施されます。両国の現在のクラフト作品を展示することにより、その共通点と相違点を比較するだけでなく、互いのクラフト文化を高め、アジアに於ける新たなクラフトの発展につなげ発信していくことを目的としています。
鋳心ノ工房はティケトル、いものケトルを出展しています。
幸福工藝とは「創る幸せ、使う幸せ」を意味し、それは工芸(クラフト)の原点です。
名称:台湾・日本交流企画展「幸福工藝」展
会期:2021年3月16日(火)~5月16日(日)
会場:国立台湾工芸研究発展センター 台北ブランチ 4F企画展示室
主催:台湾国立工芸研究発展センター台北ブランチ&公益社団法人日本クラフトデザイン協会
臺北當代工藝設計分館 (ntcri.gov.tw)
[2021.03.26]
「ていねいな暮らし」展のご案内
日本クラフトデザイン協会は、クラフト分野で唯一の公益社団法人です。日本各地で活躍する会員は、陶磁、ガラス、金属、ジュエリー、木、漆、テキスタイル、竹、藤など幅広い素材と分野で作品を作り続けています。私たちはこの1年間、新型コロナウィルス感染症の影響もあり、大切な「もの」や「こと」を改めて考えました。今こそ、身近な人たちとの日々を丁寧に過ごすために、作家が心を込めて生み出したクラフト作品の出番です。作家の手から使い手である皆様の手へ。協会108名の作家による「ていねいな暮らし」の道具をご覧ください。なお、この展覧会の売り上げの一部を「毎日希望奨学金」に寄付します。
[2021.01.30]
雑誌掲載のお知らせ
“OZ magazine”~文具の楽しみ~で雑貨コーディネーター・オモムロニ。さんが見つけた雑貨文具カタログに芳武茂介先生が1935年にデザインした文鎮・くるりが、紹介されました。
[2021.01.15]
鋳心ノ工房の販売店のお知らせ
鋳心ノ工房の製品は、山形市内2か所の店舗で販売しています。どちらもカフェが併設されていますので、美味しいコーヒー、軽食等も楽しむことができます。ご来店をお待ちしています。
[2020.12.25]
再放送のお知らせ
ニッポンぶらり鉄道旅「“真冬のカンゲキ”を探して~JR奥羽本線~」の番組が再放送されます。
[2020.12.09]
書籍掲載のお知らせ
河出書房新社から出版されたナオミ・ポロック氏編著の「日本のデザイン1945~」戦後から現在までの日本のデザインヒストリーを網羅した一冊に鋳心ノ工房が製造している芳武茂介先生と増田尚紀がデザインした鋳鉄製品が掲載されています。P211~P216。
1955年にデザインされた鉄皿・鉄鉢をはじめ芳武先生のデザインは現在も色褪せてはいません。弊社ホームページで掲載しています“芳武茂介の世界”をご覧ください。
[2020.12.09]
雑誌掲載のお知らせ
“Fortuna”ニッポンの伝統・第4章・伝統を買う、全国クラフト博覧会のページで鋳心ノ工房の「合わせ香箱・源氏香」が紹介されました。
[2020.09.28]
TABI LABO~吊り風鈴の紹介です~
TABI LABOから鋳心ノ工房の吊り風鈴が紹介されました。
風鈴は花火と共に夏を代表する風物詩です。涼やかな音色が涼やかな風を運んできます。
まだまだ猛暑が続く毎日、風鈴の音色を楽しんで残暑をお過ごしください。
[2020.08.24]
東京インターナショナルギフト・ショーThe7th LIFExdESIGNのご案内
今回はACTIVE CREATORSのブースに出展します。鉄鋳物で製作した小さなアクセサリー”small beautiful world”の世界を展示します。これまでのトリ、ネコ、イヌに加えて新作の花瓶ウェイトは小さな一輪挿しのペーパーウェイトです。これらの小物たちは暮らしのアクセントに最適なグッズです。是非ご覧ください。
名称:東京インターナショナルギフト・ショーThe7th LIFExDESIGN
会期:2020年2月5日(水)~2月7日(金)
会場:東京ビックサイト 青梅展示棟 青A-AC-015
[2020.01.16]
テーブルウェア・フェスティバル2020~暮らしを彩る器展~のご案内
“山形のものづくり”の作家たちが陶磁器、金属、木工、硝子の素材を通じて、現代の暮らしにフィットした作品を提案します。鋳心ノ工房は鉄瓶、ティポットなどお茶に関わる道具類を展示します。一堂に会した山形発の作品を是非ご覧ください。
名称:テーブルウェア。フェスティバル2020~暮らしを彩る器展~
会期:2020年2月2日(日)~2月10日(月)
会場:東京ドーム(出展ブースNo.20 山形のものづくり)
[2020.01.16]
かつて日本の多くの家庭では、四季を問わず火鉢に鉄瓶が掛けられていました。現在の
ように電気ポットや電磁調理器ですぐにお湯が沸く時代ではありません。
鉄瓶からは、白い湯気が立ち上り、しゅうしゅうと音を奏で、注ぎ口は、白い湯垢でお
おわれて少し小さくなっています。本体の色合いは、漆と下地の鉄色が混ざり合い古びた
錆色を醸し出しています。持ち手は日々家族の手で触れられ、艶のある鉄色に輝いていま
した。
来客には鉄瓶から白湯を湯呑に注ぎもてなしました。
昔話ではなく、これから鉄瓶のある暮らしを始めませんか!
Living with an Iron Kettle
-Iron Kettle that enjoys changing day by day
In many families in Japan, iron kettles were replaced by a brazier
regardless of what season it was. At that time electric pots and electro-
magnetic cookers which quickly boil water were not as popular as they
are now.
From an iron kettle steam rises and sounds like ‘shu-shu’ are heard. The
spout becomes covered with a little white scale, the color of the iron
kettles’ body is mixed with the lacquer and the natural rust color of the
iron comes out. The handle is naturally polished with a radiant iron color
when held everyday by family. Naturally when guests visit they pour hot
water from the iron kettle into a cup and with it offer warm hospitality to
the guest.
Let’s start living with an iron kettle now, not the old story!2020.04.30
ティポット・新利休スタイル「磁器蓋・江戸文様コレクション」
ティポット・新利休スタイル「磁器蓋」
ティポット(ステンレス・シンチュウ・鉄つる)
ティポット(彩色シリーズ)
ティポット(木蓋)
鍋敷
茶托と湯呑
ティケトル・木ハンドルシリーズ
ウォーマー
鉄瓶「紋コレクション」
鉄瓶(ステンレスつる)
鉄瓶
鉄瓶(唐蓋付)
鉄瓶・常々シリーズ
香箱
箸置き
風鈴
“small beautiful world” created with iron casting.
その他小物類
「鋳心ノ工房」は増田尚紀デザインによる日本に伝わる鋳物の伝統美を、今日の生活様式に提案するCASTING STUDIOです。
伝統工芸は本来は決して保守的なものではなく、その時代においては極めて革新的な、ハードとソフトを合わせ持ったものです。
工芸が人々の暮らしに潤いを与える生活道具として、今日性を持つことにより、新たな伝統は築かれます。
鋳心ノ工房は日本文化をシードとした鋳造品を中心にユニバーサルなデザインを制作する創造的工房です。
〒990-0051 山形市銅町2-1-12
Tel. 023-625-4485
Fax. 023-642-4101
E-mail. info@chushin-kobo.jp
※スタッフは常駐しておりませんので、お越しの際はお手数ですが事前に工房までお電話またはメールにてご連絡ください。
増田 尚紀 / Hisanori Masuda
鋳金家・デザイナー
1949年 静岡県浜松市に生まれる。大学卒業後、恩師である武蔵野美術大学教授、芳武茂介先生のアシスタントとして5年間、全国各地の地場産業のデザイン開発を手がける。
1977年山形市に移り住み、20年間にわたり(株)菊地保寿堂にて600点におよぶ自身のデザインによる「WAZUQU」ブランドを確立。
1997年独立。日本に伝わる鋳物の伝統美を今日の生活様式に提案する「鋳心ノ工房」を設立。鉄、アルミニウム、ブロンズ等の素材を中心に鋳物のデザイン、製作、流通を一貫して手がける。
現在、(社)日本クラフトデザイン協会会員、東北芸術工科大学非常勤講師、山形大学非常勤講師
著書:引き継ぐこと、伝えること (2014年)